2017年、現役競輪選手であるチームリーダーの児玉利文がクリットレースの最高峰とも言われるアメリカブルックリンで開催のRED HOOKに個人出場したことがきっかけとなりました。
日本人なら誰もが知る固定ギア・ノーブレーキによる競輪、それは「KEIRIN」として世界でも通じるほど、競技のレベルの高さやその文化がリスペクトされています。
日本で行われる自転車競技では厳しい車両規定やルールが多いことから敷居が高いのに対し、RED HOOK参加へのハードルの低さ、どんな人でもレースに出場できる自由さ、そして純粋に自転車を楽しめる環境に感銘を受けたのです。
さらに「日本の“KEIRIN魂”をぜひここアメリカのレースで発揮して欲しい」と、アメリカの企業からスポンサードのラブコールを受けたことがきっかけとなり、外国の企業にスポンサーを受けるという、いわば逆輸入型でチームを結成しました。
私たちsfiDARE CRIT JAPANは、日本でもっと自由に純粋に固定ギアを楽しんでもらえる環境を作るための活動をしています。
日本でまだまだ少ない固定ギアのレースをsfiDARE CRITとして開催すること。さらに毎月行うノーブレーキトラックバイクの練習会を通じてたくさんの方に固定ギアの新しい世界を見つけ、自転車が夢に満ちたライフスタイルの一部となるように支援をしています。
またsfiDARE CRIT JAPANとして海外のクリットレースに参加し自ら学び体感したことを、ここ日本のsfiDARE CRITにて実現していきます。
JASMIN TEN HAVE
カナダ・モントリオール出身。大手企業のエンジニアとして来日。CRITレースの豊富な経験を活かし、sfiDARE CRIT JAPANの米国RED HOOKへの参加を後押し。
児玉和代
児玉利文の妻。1990~2000年まではトラック競技で活躍。結婚を機に引退するがCRITの魅力に引き込まれRED HOOKに参加。
sfiDARE CRIT JAPANを支援してくださる企業様の一覧です。(順不同)クリックで各社のオフィシャルサイトへジャンプします。
sfiDARE CRIT JAPANへのスポンサードにご興味のある方は、問い合わせフォームよりお問い合わせください。
2019年
2018年
今年はニューヨークのRED HOOKが中止になったため、そこに照準を絞っていた欧米諸国のプロライダーが男女とも多数参加。地元韓国のライダーはじめ、アジア人にとってはとても厳しい大会となりました。児玉利文・Jasmin2人とも午前中の予選を無難なゴールし夜のファイナル進出を決めました。
夜のファイナルでは、Jasminが20位でゴール。児玉利文は健闘するも残り2周でエリミネート。
女子のレースは前年と同様予選はなく夕方にファイナルが行われました。
ディフェンディングチャンピョンの児玉和代は1番グリットからのスタートでしたが、並み居るヨーロッパ勢の走りに歯が立たず8位でゴールしました。
第1日目:チームタイムトライアル
世界選手権のためsfiDARE CRIT JAPANとしてではなく国別対抗戦の13キロのタイムトライアルを走りました。
児玉利文と、日本在住のカナダ人として特別にチームJAPANのメンバーに迎えることができたJasmin、そして今回のみチームに加わった高橋健一と3人で走り9チーム中7位と世界相手に健闘しました。
第2日目:個人クリテリウム
男女ともに日本代表としてスーパーファイナルに出場。児玉利文も児玉和代も調子が上がっていたので、ここが自転車の国フランスとゆうことも忘れ「もしかしたらいけるかも!!」と意気揚々と臨みましたが、さすが世界の壁はぶ厚かったです。
結果児玉利文は60人中47位、児玉和代は39人中22位でした。
しかし一般参加のJasminはBファイナルで3位入賞を果たしました。
第3日目:固定ギアヒルクライム
世界に例のないノーブレーキトラックバイクで1.6キロ平均斜度8%のヒルクライムレースが行われました。連日の疲れも気にならず、意外と走れた児玉和代は13位でゴール児玉利文も30位でゴール。3日間走り続けた初めての世界選手権は3日目を終え全日程を無事終了いたしました。
児玉利文、Jasminともに予選を上位でゴールしファイナルに進出しました。ファイナルはプロライダーも含むヨーロッパ勢に混じり、児玉利文10位、Jasmin11位でゴール。
児玉和代は予選無しの女子ファイナルに出場。2018年から女子もアメリカ、イタリアなどの海外選手も多く参加しましたがその中でも冷静なレース運びで、初出場ながらも優勝しました。
sfiDARE CRIT JAPANチームを結成してから初の海外遠征。(JasminはRED HOOK出場3回目、児玉利文は3回目、児玉和代は初出場。)2018年チーム初戦にしてCRIT最高峰のRED HOOKに参加しました。
世界を相手に堂々たる熱戦を繰り広げました
チームキャプテン児玉利文は予選クラッシュによるDNF敗者復活戦(ラストチャンスレース)では7位と健闘もファイナル進出ならず。
Jasminも激しいレース展開で予選クラッシュ。ラストチャンスレースに挑みますが予選のケガの影響が大きく思うようなレースが運びにならず。
初出場の児玉和代は予選43位でラストチャンスレースにまわりますが、ラストチャンスレースでは見事2位に入り、夜のファイナルへ進出。世界を相手にRED HOOK日本人初のファイナリストとなる。
日本の”競輪”で交流イベント
RED HOOKの2日前には地元キッシーナベロドロームにて我がチームがホストとなり「KEIRIN CLINIC」という日本の競輪をフューチャーしたイベントを開催しました。
チームのレース出場がサンケイスポーツの記事に取り上げられました!