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NJS仕様ホイールの落とし穴:スポークのマーク混在で発覚した組みミス

NJS仕様ホイールの落とし穴:スポークのマーク混在で発覚した組みミス

児玉利文|
先日、当店に持ち込まれた競輪用NJSホイールのはずだったもの。お客様は、競輪で認可されたNJS仕様だと思っていたそうです。しかし、私は手に取った瞬間、かすかな違和感を感じました。細部を隅々までチェックしても、特に目立つ問題はなし。ホイールバランスを確認しようと振れ取り台にかけようとしたその時、ようやく違和感の正体に気づきました。  

やあ104サイクルTOSHIです。

 

先日、当店に持ち込まれた競輪用NJSホイールのはずだったもの。


お客様は、競輪で認可されたNJS仕様だと思っていたそうです。

 

しかし、私は手に取った瞬間、かすかな違和感を感じました。
 

細部を隅々までチェックしても、特に目立つ問題はなし。


ホイールバランスを確認しようと振れ取り台にかけようとしたその時、ようやく違和感の正体に気づきました。

 

NJS仕様のスポーク(星スポーク)は、数年前から認可されているものは、スポーク先端のマークが「H」になったもの。
 

それなのに、このホイールにはなんと3本だけ古い「星(☆)マーク」のスポークが混ざっていたのです。

 

 

 

 

(画像:星スポークの旧マーク(☆)と新マーク(H)が混在した状態。実際のものはさらに細かく確認が必要です)

 

 

 

なぜこんな混在が起きたのか、理由は不明ですが…


なじみを出すためにスポークを軽くしごいてみたところ、パキパキと異音が鳴り、振れが一気に出まくり。
これは明らかに、それなりの経験を持つホイールビルダーが組んだものとは思えません。

 

こんなトラブルが起きると、現場で一番困るのは選手本人です。競輪の現場であれば検車員に相談して対応可能かもしれませんが、競輪選手養成所の入所試験の現場でこの神経質なNJSホイルのスポークを3本だけ交換できるかい?なかなかこんなトラブルは対応出来ないでしょうね。

 

こういった事態を防ぐため、当店104サイクルでは毎年、受験要綱を熟読し、最新のNJS規定に完全対応しています。


今回の件だけでなく、これまで信じられないようなトラブル事例を数多く見てきました。以前もブログでお伝えしましたが、改めて強調します。自転車、特に養成所試験用はプロに任せろ。

 

素人組みや経験不足のビルドは、細部で致命的なミスを招きます。安全とアドバンテージを両立させるには、規定を熟知した専門家にお任せください。

 

104サイクルでは、NJSホイールの組み立て・メンテナンスを自信を持って承ります。
お気軽にご相談ください!

 

【104Cycle】

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