お前ら、ガチで危機感持ったほうがいいと思う。
特に、これから競輪選手養成所の試験に挑もうとしている受験生、およびその親御さん。
今回は、ちょっと生々しい金の話と、俺がやってる「試験帯同サポート」の本当の裏側について書く。
よく聞かれるんだよ。
「小倉の試験に3泊4日、交通費別で日当3万円って、高くありませんか?」ってな。
結論から言う。
安いと思えないなら、俺のサポートは受けなくていい。自分で輪行バック担いで小倉まで行ってくれ。
なぜなら、俺がもらっているのは単なる「付き添い代」でも「整備の労働対価」でもないからだ。
俺は、受験生の人生と命を預かる「責任」に対して、この金額を提示している。
受験生の「1年」を台無しにするわけにはいかない
男子の養成所試験の最終倍率は約6倍。
極寒の冬も、倒れそうな灼熱の夏も、血の小便が出るような思いで死力を尽くしてきた受験生たちが、一発勝負のバンクに挑む。
もし、俺のミスで機材トラブルが起きたら?
もし、検車(機材検査)で引っかかって、極限の緊張状態の中、再検査の列に並び直させてメンタルを崩壊させたら?
彼らの1年が、その瞬間に水の泡になる。
お店を出発する段階から、俺は毎回、責任の重さに押しつぶされそうになってやめたくなる。
ぶっちゃけ、怖くてたまらねぇよ。
だからこそ、俺のサポートは徹底的にやる。
クオリティを絶対に下げたくないから、同時に見るのは2人が限界だ。
- 前々日:104サイクルのピットで、自転車を「完璧以上」に仕上げる。ハブのガタもチェーンラインも、コンマ数ミリの狂いも許さない。
- 移動:受験生には重い輪行バッグを持たせず、グリーン車で楽に九州入りさせる。移動のストレスで腰や股関節をガチガチにさせるなんて、プロのコンディショニングじゃねぇ。
- デリバリー:完璧に組んだ機材は、俺がフェリーと車で、一切の衝撃を与えずに現地まで責任を持って運ぶ。
- 現地ケア:到着後すぐに近くの公園でローラーを乗らせ、新幹線で固まった足をほぐす。
- 当日朝:ウオーミングアップの時間が短い試験の特性を逆算し、朝一番でホテルの前で30分ローラーを踏ませて身体を起こさせる。
ここまでやるから、俺が仕上げた自転車は検車で突っ込まれたことはない。再検査ゼロだ。
受験生がやるべきことは、余計な不安をすべて捨てて、「ハンドルを握って、がむしゃらにペダルを踏み切るだけ」。その環境を買い取ってもらっている。
「俺が死ななければ、何としてでも小倉にたどり着く」
どれだけ俺が完璧に整備して、どれだけ注意深く安全運転をしていても、この世界にはどうしても防げないリスクがある。
「交通事故」だ。
こればかりは、もらい事故も含めて、俺の力だけではどうにもならない瞬間があるかもしれない。
だから、俺のサポートを受ける受験生には、出発前に必ずこう伝えてある。
「俺が死ななければ、何としてでもお前らのマシンを小倉に届ける。でもな、俺が死んじまったら、その時だけは勘弁してくれ」
冗談に見えるか?
いや、大マジだ。俺はそれだけの覚悟を持って、毎年車を走らせている。
30年間、一瞬のミスが命取りになるプロの競輪の世界で生きてきたからこそ、命の重さも、勝負の厳しさも知っている。
俺はこれまでに5人の弟子を指導してきたが、全員、1度の試験で一発合格させている。
その100%の実績の裏には、この「命懸けのバックボーン」がある。
【重要】今後の帯同サポートの料金システムについて
俺の身体は一つだし、本気で合格させたいから、これからはハッキリと一線を引かせてもらう。
今後の試験帯同サポート(3泊4日・交通費別)の日当は、以下の通りだ。
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104サイクルのお客様:日当 3万円
(いつも俺とお店を信頼して、機材を任せてくれている奴らへの恩返しだ) -
外部(新規・他店購入)のお客様:日当 5万円
(他店で組まれたどんな状態のチャリであれ、俺がバラして一から組み直し、検車一発パスの『完璧以上』に叩き直す。その技術料とリスク代だ)
どんなに金を積まれても、2人の定員が埋まったらそれ以上は絶対に受けない。
今年もまた、その命懸けの4日間が始まる。
預かった2人の人生を背負って、俺の今までの自信と経験のすべてを注ぎ込んで、今年も完璧以上の仕事をやってくる。
待ってろよ、小倉メディアドーム。
お前らも、生半可な覚悟で練習してんじゃねぇぞ!
以上、TOSHIだ。