よお、TOSHIだ。
先日のMotoGP観戦、本当に刺激的だった。 最高峰の舞台でコンマ数秒を削り合うあの華やかさ、そりゃあ子どもたちが目を輝かせて憧れるのも無理はない。
ただね、あの華やかな世界の裏側を少しでも知ってしまうと、我々が身を置いている世界がいかに健全で、いかに現実的かを痛感せざるを得ない。
世の中には、子どものスポーツの習い事に「初期費用が……」「月謝が……」とため息をつく親御さんが少なくない。
競輪選手養成所受験生なら「自転車が高い」「シューズが高い」ってね。
それはわかる、
でもな、ちょっと待ってくれ。
一度、モータースポーツの世界を覗いてごらんよ。
幼少期からポケバイを買い与え、年間数千万円の遠征費とチームへのシート代を溶かし、一歩間違えば大怪我と借金だけが残る。おまけに、ようやくたどり着いた世界選手権の育成カテゴリー(Moto3など)でさえ、大半の選手は給料をもらうどころか、自ら大金を支払ってシートを買う「ペイ・ライダー」と聞く。
それに比べて、自転車でプロ(競輪)を目指す世界はどうだ?
高く見積もっても、初期投資や年間の維持費なんてせいぜい100万円前後。 そして何より、日本競輪選手養成所(JIK)という公平な門をくぐり抜けさえすれば、毎年確実に70人弱のプロが生まれ、デビューから年収1,000万円以上を狙える確固たるシステムがガチガチに用意されている。
自分の足一本、泥臭い努力と練習量だけで這い上がれば、学歴も家柄も関係なく、一生食っていけるプロアスリートになれる。
親御さん、目を覚ましなさい。
「自転車や機材が高い」なんて、世界基準の育成コストや過酷なマネーゲームの現実に比べたら、甘ったれた贅沢の極みだ。
初期投資100万そこそこの投資で、プロへの切符と「年収1,000万円の道」が用意されているスポーツなんて、世界中探したって他にない。
親なら、その圧倒的な「天国のようなコスパと環境」に感謝しながら、子どもが全力を出し切れるように黙って背中を押してやりなさいって話だよね。
以上、TOSHIでした。