104Cycle Toshiだ!
「チューブラータイヤを貼るなんて、誰でもできるでしょ?」
笑わせんな!
お前がそう思っているなら、今すぐその甘い考えを捨ててくれ。
俺のホイール整備は、そんな生ぬるいレベルでやってない。
俺たちがやっているのは、「勝利を引き寄せるための執着」だ。
工程を見てくれ。
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古いタイヤをはがす
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リムに残ったセメントを削り落す。
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縦振れ・横振れをミクロン単位で削ぎ落とす
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下地を一から作り直す
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タイヤを適度に伸ばす
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貼り、超精密に調整する(SOYOのシームレスのクセは半端じゃない笑)
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じっくり乾かす
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乾いたら……また狂う事もある(涙)
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写真をよく見てほしい。すべてのホイールのバルブが「下」にしてあるだろ?そこには明確な「理由」がある。
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ハブの深部まで手を入れる
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一晩おいて、完璧な接着を確認して、ようやく完了だ。
「どんだけ手間かけてんだよ」と笑う奴もいるかもしれない。
「もうサイエンスじゃなくてスピリチュアル(神頼み)の世界じゃん」
と笑われるかもしれない。
だがな、勝負の世界で最後に差をつけるのは、
この「狂気とも言えるこだわり」なんだよ。
タイヤが乾く過程で生じる目に見えない引っ張り合い。
それを感覚と経験で読み切り、極限まで調整する。
一見無駄に見える「バルブを下にして置く」という1つの作法。
この1ミリ未満の妥協なき積み重ねが、土壇場のバンクで選手が
「この自転車なら100%いける」
と自分を信じ切るための絶対的なメンタルの強固な土台になる。
道具への不安をゼロにしてやること。それが職人としての俺の使命だ。
今日は9月22日。 133期試験まで、まだ時間はある。きっともう一便くらい、命がけの依頼が届くだろう。
まあ大丈夫だ、俺に任せろ。
合格を掴み取るための完璧な武器(ホイール)は、もう用意してある。
あとは覚悟を決めて、自分の限界を超えてこい!最高の走りを魅せてくれ。
Toshiだ。