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【狂気と執着】「たかがタイヤ貼り」に命を懸けられるか?〜133期養成所試験に挑む最高峰のホイール整備〜

【狂気と執着】「たかがタイヤ貼り」に命を懸けられるか?〜133期養成所試験に挑む最高峰のホイール整備〜

児玉利文|

104Cycle Toshiだ!

「チューブラータイヤを貼るなんて、誰でもできるでしょ?」

笑わせんな!

お前がそう思っているなら、今すぐその甘い考えを捨ててくれ。

俺のホイール整備は、そんな生ぬるいレベルでやってない。

俺たちがやっているのは、「勝利を引き寄せるための執着」だ。


工程を見てくれ。

  • 古いタイヤをはがす

  • リムに残ったセメントを削り落す。

  • 縦振れ・横振れをミクロン単位で削ぎ落とす

  • 下地を一から作り直す

  • タイヤを適度に伸ばす

  • 貼り、超精密に調整する(SOYOのシームレスのクセは半端じゃない笑)

  • じっくり乾かす

  • 乾いたら……また狂う事もある(涙)

  • 写真をよく見てほしい。すべてのホイールのバルブが「下」にしてあるだろ?そこには明確な「理由」がある。

  • ハブの深部まで手を入れる

  • 一晩おいて、完璧な接着を確認して、ようやく完了だ。

「どんだけ手間かけてんだよ」と笑う奴もいるかもしれない。

「もうサイエンスじゃなくてスピリチュアル(神頼み)の世界じゃん」

と笑われるかもしれない。

だがな、勝負の世界で最後に差をつけるのは、

この「狂気とも言えるこだわり」なんだよ。

タイヤが乾く過程で生じる目に見えない引っ張り合い。

それを感覚と経験で読み切り、極限まで調整する。

 一見無駄に見える「バルブを下にして置く」という1つの作法。

この1ミリ未満の妥協なき積み重ねが、土壇場のバンクで選手が

「この自転車なら100%いける」

と自分を信じ切るための絶対的なメンタルの強固な土台になる。

道具への不安をゼロにしてやること。それが職人としての俺の使命だ。

今日は9月22日。 133期試験まで、まだ時間はある。きっともう一便くらい、命がけの依頼が届くだろう。

まあ大丈夫だ、俺に任せろ。

合格を掴み取るための完璧な武器(ホイール)は、もう用意してある。

あとは覚悟を決めて、自分の限界を超えてこい!最高の走りを魅せてくれ。

Toshiだ。

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