お前ら、聞けよ。
TOSHIだ!
先日、同級生の現役競輪選手がホイールビルドの相談で104サイクルに立ち寄ってくれた。
長年第一線で走り続けてるベテランだ。
だが最近、ちょっとした悩みを抱えていた。
「完組やカーボンホイールに感じるNJSとの違和感」
話を聞いてみると、マヴィックのエリプスやら各種カーボンやら、現代のクリンチャー・チューブレスを色々試したらしい。
実際に完組やディープリムを履いて走ってみたら、実戦で使うNJSホイール(手組みリム+シームレスタイヤ)との違和感。
推進力のリズム、カントでの接地感に違和感が出て、しっくりこねえ。
NJSの手組みが持つ「しなって溜めて、スッと伸びる」
独特のフィーリングに長年馴染んだ選手ほど、少スポークの高剛性ホイールには突っ張り感や違和感を覚えてしまうんだよ。
お前らもそうだろ?
長年の感覚を簡単に捨てるなよ。勝てねえぞ。
そこで「何か手持ちのパーツはねえか?」
と聞いたら出てきたのが……サンツアー・シュパーブプロ(36Hフランジハブ)
使い込まれてるが、軸を指で回すと相変わらずの「ウルトラスムーズ」な回転。当時の前田工業が誇ったシールドベアリングの精度と耐久性は伊達じゃねえ。
ハードな練習に耐えるどころか、これなら現役生活を全うできるタフさだ。
そしてもう一つの目的はシンプルだ。「日々の練習でシームレスタイヤを張り替える手間とコストを減らしたい」ってことだ。競輪選手にとってリムセメントでのタイヤ貼り、乾燥待ち、頻繁な交換はマジで手間だ。
(※余談だ。養成所の受験生がたまに間違えて付けてくることがあるから念のため言う。シュパーブプロは俺が選手になって2〜3年目あたりでNJS認定から除外されてる。受験生や新人は検車で弾かれねえよう気をつけろよ!)
104サイクルが提案する
「15mmナローリム+軽量クリンチャー」
ベテラン選手なら、長年のキャリアで手元に質の良い36Hハブが残ってることも多いはずだ。
この極上ハブをベースに、実戦感覚を損なわずに練習の手間を劇的に減らす構成として提案したのが、
「東京サンエス JFF バンテージ15(内幅15mm)+軽量タイヤ・チューブ」だ。
この組み合わせにはプロメカニックとしての狙いとこだわりが詰まってる。
36H手組みならではの「しなり」と実戦感36本スポークで組み上げることで、NJS手組みホイールに近い「フレームや脚に優しい適度なニュアンス」を再現して、実戦に近いフィーリングで踏み込めるんだ。
ナローリム(15mm幅)によるタイヤ断面の丸み。
現代主流のワイドリムじゃねえ。あえて昔ながらの15mmナローリムを選ぶ。20C〜23Cのタイヤを装着した際にきれいな丸型の断面になる。
これにより、バンクの傾斜(カント)に倒し込んだ時の接地感がシームレスタイヤにかなり近くなる。
当店ビルダー一押しの高いリム精度東京サンエスのバンテージ15は、
当店のホイールビルダーからも「精度が高くてとにかく組みやすい!」と大評判だ。
真円度とジョイントの精度が高いからこそ、スポークテンションを均一に張れる。
もがきや街道練習で激しく負荷をかけても振れにくい頑丈なホイールに仕上がる。
メンテナンス性の圧倒的な向上
クリンチャーならパンクしてもチューブ交換だけで一瞬で復帰可能だ。リムセメントの管理から解放され、練習のハードルが劇的に下がる。
長年走ってきたベテラン選手にこそおすすめしたい解だ。
実戦のNJS感覚をそのままに、練習の利便性を極限まで高める。
提案を聞いた同級生も「それなら間違いなさそうだ!」と納得して受けてくれた。
最高のハブ、抜群の精度のナローリム、そして当店の確かなビルド。
ベテラン選手の足を支える、最高の練習用ホイールになりそうだ。
もし「練習の手間を減らしたいけれど、走りの感覚を壊したくない」と悩んでる選手がいるなら、聞け。
手元に眠ってる36Hハブを持って104サイクルに相談しろ!
お前ら、感覚を妥協するな。
でも無駄な手間に時間を奪われるな。
強い男は、必要なものを見極め、最適解を実行する。
お前なら出来る。
以上TOSHIだ!
