おい聞けよ、104サイクルTOSHIだ。
今日、店に現れたその男の顔を見た瞬間、俺は思わず息を飲んだ。
「覚えてるか?」
一言で、30年前の記憶がぶち当たってきたよ。
一緒に競輪学校を目指して、毎日死ぬほど脚を回し、夢をぶつけ合った先輩。
あの頃の火は、今も完全に消えてねえ。
むしろ、もっと熱くなって、目の中に燃えてた。
そして今、その先輩が息子を連れて104サイクルに来た。
「この子が競輪選手になりてえって言い出してな…」
声は静かだったが、底にデカい想いが詰まってた。
息子もまだ若いのに、目が本気だった。
親子で一つの夢を追う。それだけでも胸が熱くなるってのに、今回は特別だった。
話の中で出た言葉。
「モチベーションは大事だよな」
そこから聞こえてきた家族の覚悟。
息子が母親に競輪選手としての姿を心の底から見せたいと願っていること。
その晴れ舞台を目に焼き付けさせたいという、家族総出の強い願い。
……これ以上のモチベーションが、この世にあるか?
俺は正直、胸が熱くなって、言葉が出なかった。
30年の時を超えて再会し、今度は親として息子の背中を全力で押そうとする先輩。
そしてその想いを真正面から受け止めて、自分の夢にしようとしている息子。
弱い男じゃ到底背負えない重さだ。
でも、それが本物の男の覚悟ってやつだろ。
104サイクルも、この親子の物語に全力で乗っかる。
遠慮なく、俺の総力をぶち込んでやる。
自転車はただの乗り物じゃねえ。
夢を運ぶ鉄の戦車であり、家族の想いを形にする武器だ。
フィッティング、フレーム、全部のスペックに魂を込めて、最高の一台を作り上げる。
息子よ。
お前が競輪の舞台でぶちかます姿を、家族みんなで胸を張って見られる日が来る。
その日まで、絶対に諦めんな。
逃げんな。
弱音を吐くな。
先輩、息子。
本当にありがとう。
この出会いに、ガチで感謝してる。
104サイクル TOSHI
夢を本気で追いかける奴らを、これからも全力でブーストしてやる。
競技用自転車で何かぶち当たりたいことがあれば、いつでも来い。
一緒に強くなろうぜ。
競技用自転車で何かぶち当たりたいことがあれば、いつでも来い。
一緒に強くなろうぜ。